NSR80エンジンのオーバーホール

写真
説明文
九州のあるところから届いた
N8エンジン!!
油粕で結構汚い!!
洗い油できれいに
洗浄します。

ここまでくれば、作業は
半分終わりです。
まな板に乗りました?
クランクケースカバー
クラッチ
シフトスピンドル
などを外します。
ウォーターポンプシャフトの
入るカラーは無くしやすいので
注意!!
クランクケースのボルトを
緩めて、左側ケースを
外します。
(部品は右に残す)
分解されました。
ケースとシリンダーは、
一体であるという事を
考えて加工の参考に
しよう。
スカートとケースの隙間
掃気ポート
何かできるかな??

バランサーは50用が
付いていました。
ミッションにはいろいろなサイズの
ワッシャーが使用されています。

入るところは、1つだけ!!
右側ケースにミッションを
組み付けます。
シフトフォークには、
R・C・Lの刻印があり
取り付け位置は間違わない
ようになっています。
シャフトを入れるとミッションは
完成!!
ワッシャーを入れ忘れないように
クランクケースを合わせて
ボルトを入れます。
頭の飛び出し具合が
大体同じ位になれば
ボルト位置は正しいと思ってよいです。
後はクラッチ周りを完成 させます。
シフトドラムピンやウォータポンプ
シャフトカラーを忘れずに
取り付けます。
オイルシールにも取り付け方向
が有るので、間違えないように、
平行に打ち込むことも大事です。
シフト周りは正しく組まないと
ギアの動作がおかしくなる。
シフトドラムストッパー(中央)
の動作はよく確認しよう。
カウンタシャフトのオイルシールを
取り付けるが、入れすぎないように。
ケースのふちにあわせます。
ノーマルのCR80のクラッチアウター
この位まで削る
カラーを入れて 、1mmくらい
飛び出すまで削れば完成
CR80のリードバルブ
デイトナのスペーサー
ステムの裏側にプレートを溶接すると
ブレーキング時のフレームのヨレが
やや減少。
こんな感じ
補強プレートを入れるとコーナーが
安定。

**なじむまで曲がらない!!
こんな感じ
シリンダーのポート

センターリブは2mm位まで
排気と掃気の隙間は2mm位まで

やりすぎると低速がなくなる・・・
お疲れ様でした!!
やまっちの作業場です