スクーターエンジンのコーナー






スクーターのエンジンは吸気排気系でパワーを絞っていますが、結構過激なチューニングを好む人も多いのでいっしょに勉強しています。

駆動系は命です
やまっちは駆動系のサポートはしてないので、自分で勉強するか、他の先輩に教えてもらってね!!


2000/11注意 スクーターエンジンは、シリンダーと変速機が一体化しています。特に駆動系
部品の不具合はエンジン全体の不具合になってしまいます。
駆動系部品の役割を良く理解して正しくセッティングできるようになってから
エンジンのチューンを行うようにしてください。
2000/11やまっちの考え 使用目的に合わせてエンジンの仕様を決定します。空冷エンジンを長時間オーバーレブさせるとすぐに
焼き付いてしまいます。バランスを重視したポート設計を心がけます。
ちょっと物足らないなあ・・・と感じるくらいがベストではないでしょうか?
2000/11狂暴にするコツ 排気量はある程度はあったほうがポート加工しやすいので良いと思います。
キャブはエキパイの径と同じ位がよいでしょう。
マフラーは、チャンバータイプの方が立ち上がりのトルク感が良好です。
ポートは、横幅を広げポートタイミングは上げ過ぎないようにします。ポートの開いている角度は170度ぐらい
やまっちは、クランクが無いので、ストロークの53%くらいをポートの開く位置に設定しています。
2000/11 圧縮について

圧縮が高すぎると

右写真のように

ピストンに穴をあけてしまいます。

この様な場合は、クランクを洗浄して

圧縮をヘッドガスケットなどで落とし

再度組みつけます。
高い圧縮はトルクが上がりますが、限度を超えると伸びきりが悪化して、異常音や焼きつき・デトネーションの
発生原因になってしまいます。ポート形状によっては無理に2次圧縮を上げなくてもパワーを出すことは
不可能ではないと考えています。実測値(温間)で12kg/cm2以上は安全では無いと思っています。
参考:CR80(S80)で12以上はデトネが出るようです。
11/28 V100のポート

排気効率を最優先した

レーシング仕様です。














MJやオイルが薄いとピストンが焼き付いてしまいます。

この場合に、排気ポートがオイルなどで湿っている場合は
掃気ポートの噴出し角度が不適切で、掃気流が直接
排出されてしまっているので掃気ポートの噴出し角度を
再検討する必要があります。

写真では、オイルの量が不足して焼き付いているように
見えます。

ピストンとシリンダーのクリアランスも十分確保すると
ピストンの膨張が起こっても隙間を確保できるので
焼きつきに対して有効です。

また、ビッグキャブなどで十分ガソリンを供給すると
ガソリンの気加熱でピストンが冷却されるため
焼きつきに対して有効です。






11/20 アクシス90

(ボアアップ)


ライダーの要望に
より、レーシング
仕様に加工して見ました





まだ組みつけていないようですが
うまくセッティングするとかなり期待!!



DIO モトチャンプ東日本(秋ヶ瀬)でFPエキスパートで3連勝のリブラプロのDIO!!
FP:チャンバーと駆動系のみ変更可能のクラス。