8:やってはいけない!

先日の鈴鹿ミニモト練習会で焼き付きましたシリンダーが帰って来ました。

良く見ると掃気の加工がなんか変?・・・・

レポートを見ると、「加工済みのシリンダーを、追加工したシリンダー」とコメントが・・・

 

普段はこういう経験有りませんので良い勉強になりますね。

プロのチューナーさんはこんな事しないとおもいますが、自分で削る人は

やってしまいそうな気がします。

 

シリンダーの裏から見た掃気です。(ノーマル)

 

問題の焼き付きシリンダーです。やけに角度が付いています。

向きも怪しいです。

 

紙を貼りつけて角度を見るとこんなに上を向いています。

 

普通はピストンの丸い角度と同じくらいですね。

 

この角度はストレートのリュータでシリンダー上から削った物でした。

 

同じようなセッティングでヘッドの状態はこんなに差が出ます。

 

ピストンが冷えないので穴が開きました。

 

掃気の加工は非常にシビアな所なので、へたにやると

ろくな事無いですよ!!