アプリリア RS125の整備・改造

タンク・キャブ・エアクリーナーを外しました。
ヘッド・リードバルブを外しました。

なんとシリンダーを固定しているナットが11mm!!

急遽、専用レンチを作成しました。
排気デバイスがついています。

ソレノイドでオン・オフ制御のみです。

排気バルブが閉じた状態です。
バルブが開くとこうなっています。
リードバルブは巨大です。

黒い樹脂の6枚はねです。

なかなかレーシーですね?
ベアリングのオイル供給穴に向かって溝が彫って有ります。

ベースガスケットは0.3mmでした。

排気3ポート仕様です。

ヤマハTZ250にちょっと似ています。

吸気タイミングを早めるため、ピストンのスカートを

一部カットしました。

安全マージンを多く取ったのでちょっと小さめです。

ピストンをシリンダーに入れました。

渦巻きの部分がカットした部分です。

左右の大きい穴は補助吸入ポート(ボイセンポート)です。

アホみたいにでかいですね!!

ポートはこんな感じです。

シリンダーはメッキタイプです。

裏から見るとこんな感じ

ブーストポートは小さい感じ・・・

ヘッドはレーサーライクな半球燃焼室です。
上から見るとこんな感じ。

面研磨するとヘッドカバーとOリングの隙間が変わるので

何らかの水漏れ対策が必要になります。

シリンダーにヘッドをつけてその上に

ヘッドカバーを付けます。

シリンダーから外を見る・・・

補助排気ポートは役に立っていないような気がします。

無事に組みあがりました。

オーナーのインプレ

「先ほど帰宅しました。今日は色々ありがとうございました。
帰り道でのインプレではやはり下のトルクが細くなったのと、5~6千回転の谷が大きくなったと思いました。
しかし8千回転からのトルク感は前よりもあります。ちょっと回すのが怖いくらいです。

次回は、ヘッドの面研をやりに行きます。あと近々に暇を見つけてPWKの直キャブ試してみたいと思います。
それではまた連絡します。有り難うございました。」

とのことです・・・ 2004/11/21

 

インプレの修正 投稿者:KJ 投稿日:11/22(月) 21:10

 

やまっちさん
やはり、排気デバイスの方向を反対に入れてました。
RS125のきりしまさんという方に教えて頂き判明しました。
そこで今日は速攻帰宅し付け替えました。その後のインプレをいたします。
1、排気音が変わった。トルクのありそうな音。昨日まではちょっとピチャンピチャンと言った感じだったのがパンッパンと言うような感じ
2、トルクの谷が消えた。
3、クラッチを普通につないでも回転がスムーズにあがり一気に吹ける。
4、トップの回転は変わらず。(1万1千回転でオーバーレブ)
5、4000rpmからでも吹ける。
6、かなり乗りやすくなった。

多分チャンバーを変えないと上のトルクはこれ以上無理だと思いました。キャブを34にしてエアクリを
考えてやればもう少し回るかもです。週末に試してみます。

結論では、やはりピストンリードのエンジンに例のピストン加工はかなり有効だと実感しました。