4:NCフライス加工
手動の機械では簡単な形状しか作る事は出来ませんが、NC工作機では
図面が作成できればある程度の形状まで作成出来ます。
やまっちファクトリーの機械では往復はがきくらいの物が最大加工サイズです。
少しづつ削るので作業時間が案外掛かります。削り出し部品の値段が高いのも
納得出来ます。
初めにセンタードリルでねじの下穴を明けておきます。
材料はエンドミルと干渉の恐れがあるのでクランプ用に円盤を溶接してワーク固定しました。
外径を削り出しています。切りこみは0.5mmでFは150mm/minです。主軸は4000回転くらいです。
エンドミルは12mm、材料はヤフオク調達のA5052です。
半分くらい削れました。
全部削れました。最後まで切るとバラバラになるので2mmくらい島残し形状になっています。
残った土台を手動フライスで削り落としました。
対角でクランプしてワークを回転させました。
タップと座ぐり加工すると完成です。
ここまで6時間くらい掛かりました。
形状デザインに2時間くらい掛かっていますので大変な加工です。
裏はこんな感じです。
なんの部品かと言うとリアディスクを固定するマウントでした。
右がノーマルで左が作ったものです。
すっきりデザインでかっこいいです。
加工後の機械は切りこの山になりました。
CAD・CAMは、NCエディターを使っています。
ファナックのPC FAPTも持っていますが、意味不明で使いこなせません・・・
ワーククランプの良い方法があったらぜひ教えていただきたいです!!